スイスの有名ブランド オメガ シーマスターアクアテラ

今回もオメガの腕時計を紹介しようと思います。

 

前回、オメガのスピードマスターという時計を紹介しましたが、今回はその原型とも言えるシーマスターについて紹介したいと思います。

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オメガ シーマスター アクアテラ

1948年に作られたこのシーマスター、オメガを代表するダイバーズウォッチの一つですが、特徴はその耐久性と気品漂うデザインにあります。

 

以前、ロレックスのサブマリーナというダイバーズウォッチを紹介しましたが、それと比較すると、視認性の良さというのに違いが出てきます。

 

オメガのシーマスターは水中にいても見やすい腕時計というのにこだわりがあり、ダイバーが潜水時間の確認するのに抵抗感がないように作られています。

 

150m防水機能付きなので水に濡れても安心。

 

実用的なこの腕時計は英国海軍公認の軍用時計としても知られています。

 

その手のプロフェッショナルからは絶大なる信頼があるのがこのオメガのダイバーズウォッチになります。

 

日常生活においても遜色なく使えるシンプルで落ち着きのあるデザインなので、オンオフ問わず使用できるオールマイティな腕時計となっています。

 

余談ですが、ジェームズボンドもこのシーマスターを着けています。

 

デザインに特徴があると言いましたが、その代表的な部分が秒針です。

 

他の腕時計と違い、秒針の先が矢印の形になっていますよね。

 

これがシーマスターの特徴、ブロードアロー針と呼ばれるものです。

 

これもダイバー目線になって作られた設計で、水中でも今針がどこを指しているかが分かりやすく視認できるように作られた工夫です。

 

視認性の高さを追求し、無駄な装飾をできるだけ取り除いてできた完璧なデザインが多くの人を魅了しています。

 

シーマスターには多くの種類が存在します。その中から今回はアクアテラというものを紹介しています。

 

このアクアテラという種類にも特徴があります。

 

その代表的なのがムーブメントです。

 

コーアクシャル機構というのを採用しています。

 

基本的に自動巻きの腕時計というのは数年に一度、オーバーホールをする必要があります。

 

オーバーホールというのは、長年使っていると中の歯車の消耗や、油の消費などでパフォーマンスが落ちてしまうので、定期的にメンテナンスをすることなのですが、このコーアクシャル機構は通常、歯車を動かす爪の部分が2つのところ、3つを採用することによって、歯車の摩耗を減らし、劣化を抑えるとこができるという機能があります。

 

この機構により、このアクアテラに関しては10年に一度のオーバーホールでよいとされています。

 

そしてこのアクアテラは磁場にも強い設計になっています。

 

通常、腕時計というのは磁気に弱く、時間が狂ってしまう原因にもなるのですが、このアクアテラは15000ガウスまで耐えられるとされています。

 

15000ガウスといってもピンとこないと思いますが、身の回りのもので表すと、大型スピーカーから発生する磁界で大体100ガウスほど、磁気がついているピップエレキバンなどでも大体1000ガウスほどです。

 

15000ガウス耐えられるアクアテラ凄いですね。

 

高機能でありながらも高級時計の中では比較的お手頃な値段のシーマスターでした。