スイスの有名ブランド タグ・ホイヤー フォーミュラ1

レトルトカレーにハマっている今日この頃。

 

レトルトだからといって舐めたらいけませんね。 種類も豊富で美味しい奴はお店で食べるやつよりも旨いものだってあるんだってことに気づかされました。

 

さて、今回紹介する腕時計はタグ・ホイヤーです。

 

最初はホイヤー社という古くからモータースポーツの計時を担当していた会社でした。

 

今回はそんなタグ・ホイヤーの中からフォーミュラ1というモデルを紹介しようと思います。

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タグ・ホイヤー フォーミュラ1

名前から分かる通り、この時計はF1と関係しています。

 

タグ・ホイヤーといえば、様々なスポーツに携わっているスイスの高級ブランドですが、その中でもF1との結びつきは非常に深いです。

 

 

1971年にフェラーリのF1公式時計を担当したことがF1との始まりなので、50年近い関係になります。

 

フォーミュラ1が世に出たのは1980年代なのでまだ先なんですが、この時代に時計界においての大事件がありました。

 

それがクウォーツショックと呼ばれるものです。

 

クウォーツショックとは1969年に日本の時計メーカーのセイコーが世界で初めてクウォーツ式の腕時計を発表し、時計の構造自体に革新をもたらした出来事のことです。

 

それまでは機械式の時計が主流だったために、このクウォーツ式というのはとても衝撃でした。

 

なぜかというと、精度が圧倒的に機械式を上回っていたからです。

 

さらにセイコーがクウォーツ技術の特許を公開しました。

 

このことによって市場に多くのクウォーツ時計が出回り、価格が安くなり手軽に購入することができるようになりました。

 

お手頃価格と高精度を兼ね備えたクウォーツ時計の台頭により、機械式時計は徐々に下火になっていきました。

 

そうなってくるとスイスの名門ブランドも不況になってくるわけで、ホイヤー社もこのブームに乗ろうとクウォーツ時計の制作を試みます。 が、当時のオイルショックによるスイスフランの高騰や生産コストの増加により、クウォーツを作る工場資金がありませんでした。

 

そんな窮地を救ってくれたのが、当時F1マクラーレンチームのオーナーをしていたサウジアラビアのタグ社でした。

 

ホイヤー社は吸収される形で現在のタグ・ホイヤー社になりました。

 

吸収されたことにより、タグ・ホイヤーフェラーリからマクラーレンに契約をし、そこから生まれたのがフォーミュラ1という腕時計なのです。

 

このフォーミュラ1というのはこういう歴史があるのでクウォーツ式が主流のモデルになっています。